四十肩・五十肩
2018.11.16
原因
肩が上がらない、着替えるときに肩が痛い、洗濯物を干すのが辛いなど肩の痛みが起こる症状です。
四十肩・五十肩という呼び方は正式名称ではなく正確には「肩関節周囲炎」といいます。
肩周辺の筋肉や靭帯が「運動不足」や「老化」や「偏った動き」によって固まってしまいスムーズに動かなくなって可動域に制限がかかる状態です。この状態で無理に動かそうとすると「ズキッ」という痛みが走るのです。
アプローチ
四十肩・五十肩の改善には肩甲骨の動きをよくすることが大切です。腕を挙上する動作の約70%は肩甲骨の動きです。
肩甲骨と上腕骨の動きをそれぞれ正確に検査して、何が悪くなっているのかを見極めます。ほとんどの場合では、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋この4つの筋肉のどれかが動かなくなってしまっています。1つだけであればまだ良いですが、2つ、3つ、4つと悪くなっている筋肉が多いほど症状は重症化します。
そして、痛いからといってずっと動かさないようにしていると筋肉や靭帯の癒着が起こってしまい、治りが遅くなってしまいますので自宅で簡単にできるリハビリ方法もお教えします。