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症例報告:肩の痛み・肩が挙がらない(五十肩)

2023.06.16

50代 女性

 

【症状】

右肩が半年前から肩がだんだん痛くなり、だんだん動かなくなってきた。

そのうち治るかと思って放置していた。

特に手を背中に回すような動作が一番痛い。

【施術】

まず肩の可動域がどの程度動くのか確認した。

前から挙げる→120度(正常は180度)

横から挙げる→90度(正常は180度)

 

特に横から挙げる動きに制限がある。

90度程度で強い制限が表れる場合は、棘下筋・大円筋・肩甲下筋・上腕三頭筋に問題があるケースが多い。

 

対象の筋肉を徹底的に弛緩させる施術を行った。

 

施術後

前から挙げる→170度

横から挙げる→180度

 

施術後は痛みはあるが動くという状態になった。

*左から棘下筋・大円筋・肩甲下筋・まとめて表示

【コメント】

この患者さんは肩の不具合を感じてから半年以上経過していたので、筋肉がかなり硬くなってしまっている状態でした。

筋肉が硬くなりすぎると、筋肉内の血流が著しく悪くなり回復が行われにくくなります。この状態ではほっといて良くなることは期待できません。

そして方が動かない状況で何かアクシデントが起こると筋肉の断裂や、靭帯の断裂などの大けがにつながることもあるので早急に改善させる必要があると思います。

 

今回の施術では「痛くて動かせない」状態から「少し痛みはあるけど動く」状態まで改善しました。

動く状態になれば血流が良くなり回復が期待できます。

今後も施術を繰り返し完全に回復する事を目指していきます!

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