腰痛(慢性腰痛)
2018.11.16
原因
<じっとしていると腰が痛い場合>
長時間のデスクワークや車の運転、普段からの姿勢の悪さなどによって腰の筋肉や臀部(おしり部分)の筋肉が硬く緊張していて痛みやだるさを感じるようになっている状態です。
<立ち上がる時や特定の動作で痛い場合>
座った状態から立ち上がるときや、前かがみになる動作、腰をそらせる動作などは、腰の動きと思われるかもしれませんが実は股関節(足の付け根)の作用が大きいです。つまり股関節の動きが悪くなると腰の負担が大きくなって痛みを感じやすくなります。
<上向きで寝ていると腰が痛い場合>
特に女性に多い症状ですが、骨盤の歪みによって反り腰になると起こりやすい症状です。腰周辺のインナーマッスルである「大腰筋」の機能低下によって骨盤の歪みが起こり腰椎に過度な負担が掛かっています。
急激な痛みで何をしていても痛い場合
急性腰痛症の可能性がありますのでぎっくり腰のページを参照してください。
アプローチ
<じっとしていると腰が痛い場合>
普段動かさないことで筋肉が固まっている状態なので、固まっている筋肉をほぐすだけではなく動きを取り入れた方法が効果的です。また同時に猫背の調整をすることによってより効果的に症状を緩和することができます。
<立ち上がる時や特定の動作で痛い場合>
股関節の動きをよくするために、インナーマッスルの調整や臀部の筋肉の調整することで効果的に症状を緩和することができます。この場合いくら腰の筋肉をもんでも症状が良くなることは期待できません。
<上向きで寝ていると腰が痛い場合>
まずインナーマッスルである大腰筋にアプローチして機能を回復させます。そして太ももの筋肉である「大腿四頭筋」にアプローチすることで骨盤の歪みを軽減させると上向きでも寝られるようになります。
腰痛の原因は人によって様々です。上記の腰痛以外でもぜひご相談してください。