肘の痛み
2018.11.24
原因
卓球・テニス・バドミントン等のラケット競技・野球のピッチング等の投球動作で起こりやすい症状です。
アマチュアレベル~セミプロレベルの方にも起こりやすい症状ですが、フォームが崩れることによって、おのずと手の力ばかりで打とうとすると肘にかかる負担が大きくなり腕の筋肉に疲労が溜まった結果、腕の筋肉が肘に付着する部分に痛みを生じます。
肘を動かした時、手首を動かした時などにズキンとした痛みがはしります。また、ラケットやボールなどを強く握った時や、ボールを打つ瞬間などに痛みが走ることがあります。症状がひどい時は、安静時でもズキズキとした痛みがすることがあります。
また、雪かきやデスクワークなどの日常動作でも症状が起こる場合があります。
アプローチ
主に腕の筋肉を弛緩させることにより負担を軽減させ、炎症が収まるまで無理はしないということが大切ですが、筋肉の負荷を軽減させるようにテーピングを施して治りを早くさせるように施術します。
しかしフォームの改善をしないとまたすぐに再発してしまうので、フォームが崩れている原因も考えなくてはなりません。
例えば
右の股関節に違和感を感じ、それをかばいながらプレーをすると球が走らなくなり、強く打つために腕に余計な力が入り肘を痛めている場合は、そもそものフォームが崩れた原因である「右股関節」を良くしなければ本当の意味での肘の症状の改善にはならないのです。