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症状別

手のしびれ(胸郭出口症候群)

2018.11.16

原因

胸郭出口症候群とは、胸郭部分において何らかの原因で腕につながる神経や血管を圧迫することで手のシビレ・痛み・だるさを発生させる症状です。
神経や血管が圧迫を受ける場所によって以下の種類に分けられます。
・斜角筋症候群
・小胸筋症候群
・肋鎖症候群

アプローチ

斜角筋症候群の場合は首の前側にある「斜角筋」という筋肉を弛緩させることによって症状は緩和します。「斜角筋」を弛緩させるためには頚椎のバランスや胸椎のバランス、肩甲骨の動きなども一緒に調整することによってより効果的に「斜角筋」を弛緩させることができます。

小胸筋症候群の場合は胸の部分にある「小胸筋」に問題がある状態なので「小胸筋」を調整します。「小胸筋」にはストレッチがとても有効です。その他にも肩が内に入り過ぎてしまっていることもよくないので肩甲骨周辺の調整も行います。

肋鎖症候群の場合は「鎖骨」と「第一肋骨」の間が狭くなってしまうことで神経や血管の圧迫を起こしているので、「鎖骨」にアプローチすることで症状を緩和させていきます。

胸郭出口症候群の施術を行う際にもっとも重要なことは、どこに原因があるのかを正しく見分けることです。また複数の原因から症状が出ることもありますので施術に入る前の検査を大切にしようと心がけています。

また、日常の生活のなかで、PC操作の時にキーボードやマウスを使う位置が遠い。車を運転するときに肘置きにずっと体重をかけている。スマホ操作のときに首が10分以上下向きになり続けている。などの日常の良くない習慣を改善することもとても大切です。ち

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